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新国立劇場オペラ『カヴァレリア・ルスティカーナ/道化師』 [雑感]

今日、新国立劇場のオペラ『カヴァレリア・ルスティカーナ/道化師』を観てきました。
このオペラは、とある理由で待望していた作品達だったのです。
今日のところはそこらへんのことを書くことになるので、オペラ自体には言及しません。
オペラ自体のことは来週の火曜日にまた観に行くので、その後に書くことになるでしょう。

さて、前置きが長過ぎました。
『カヴァレリア・ルスティカーナ/道化師』は、前のプロダクションの時に一度観に行ったのですが、その時は疲労困憊の生活で、オーケストラが奏され、幕が開きそのとたんに眠りの世界に入ってしまっていました。
その時は、「疲れているんだからしょうがないか」と思っていたのだけれど、とあるお芝居を観て、その中に『カヴァレリア・ルスティカーナ/道化師』の話が出てきて、お、と思い、しっかり観ていなかったことを後悔しました。
そのお芝居のタイトルは『詩人の恋』というお芝居で、日本では加藤健一事務所が上演しておりまして、かなり重要な場面で出てくるエピソードでした。

『詩人の恋』は二人芝居で、詳しいことを書いてあるブログなどもあるでしょうから、興味を持たれたら検索されてみてください。
簡単に言うと、挫折したユダヤ系アメリカ人スティーブンとユダヤ人のマシュカン教授の再生の物語なんですが、その中に、教授が『カヴァレリア・ルスティカーナ/道化師』を観ておくようにという課題をスティーブンに課すのですが、見事にスティーブンはすっぽかし、マシュカン教授と対立するはめになったのだけれど、結局、オペラを観に行き、パリアッチョの例のソロを歌いながら教授の部屋に入ってきて、そこには教授がピアノのレッスンのために残っていて、いきなりピアノとパリアッチョのソロのラストを歌い、スティーヴンがたまげる、というシーンがあるのです。(長過ぎる段落だorz)
その後の二人の会話に、『道化芝居は終わった』の台詞とともに、幕がさーっと猛スピードで降りたのには驚いたというスティーブンの台詞に、教授はそうだろうそうだろうと満足する、というのがあるのです。
(実際には、話はちょっと違う方向に転がっていくのですが)

『詩人の恋』の公演があった年度を調べてみたら、新国立劇場のオペラを観に行く前に『詩人の恋』の公演を観ていました。『カバレリア・ルスティカーナ/道化師』を観た時には『詩人の恋』のことを全く思い出していなかったのはなぜなのだろう?

わからない。

でも、その後の『詩人の恋』の再演(再再演?)の時に、『このオペラ、観に行ってる!』と気付き、まともに観ていなかったのを激しく後悔しました。
ですので、新国立劇場での再演はまだかまだか、と待っていたのですが、新国立劇場のサイトの奥の方、プレスリリースを読んでいたら、前プロダクションの『カヴァレリア・ルスティカーナ/道化師』の衣装を海外の劇場に売却と出ていて、再演の希望が断たれたと、とてもがっかり、いや、がっかりどころではなかったですね。

それからしばし、二期会が『カヴァレリア・ルスティカーナ/道化師』の公演を行うというので観に行ったのですが、あまりの劇空間のひどさに、非常にがっかりし、途中で帰ろうかと思ったぐらい、自分に取ってはひどい演出でした。歌も聴けた物ではなかった。

海外の劇場の引っ越し公演でもなければ、もう観る=聴くことは出来ないのかなあ、と諦めていた矢先に、新国立劇場の今年度のラインアップが発表され、『カヴァレリア・ルスティカーナ/道化師』の新製作の文面を見つけた時には、本当に小躍りしました。
チケットをシーズンセット券に加えて、さらに一回ぶんのチケットを確保し、万全の態勢で臨もうと思っていた矢先に、モノの見事に体調を崩し、賛助会員の特典のゲネプロ見学会にも行けなかったし、とても大切な初日にも行けず、さらに1週間寝込みました。
寝込みの状態からなんとか回復し、今日、観に行けた訳ですが、作曲された時代の設定での演出で良かったです。『道化師』の方は、ちょっと手を加えてあったみたいですが、違和感も無く、今日も行けなくなるところだったのを力技でねじ伏せ、観に行って本当に良かった。

次回は、来週の火曜日、明日からの泊まり込みのバイトの翌日のレギュラーの仕事終わりの駆けつけになるので、ちゃんと観ていられるか、ちょっと心配。『カヴァレリア・ルスティカーナ』の方は心配だなあ。
ちなみに今日は、いきなりの最前列で字幕など観ていられず、流れを追うだけになってしまった感がありますが、火曜日は8列目なので、今日、目に留まったシーンを字幕で理解しながら観ることが出来るでしょう。

起きていられたら、という情けない条件なのですがorz

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2014-04-12 [雑感]

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『サ・ビ・タ』、本当に今回は今日が最後 [雑感]

今日も、ミュージカル『サ・ビ・タ』を観てきてしまいした(汗
実に三日連続。こんなに観に来る予定じゃなかったんだけど、まあそれだけ良い作品だということで。

今日もチームH。『解き放たれた野獣』は、今日も安定して暴れまくっておりました。

野獣登場の時、出てくる通路際の最前列のおねいさんを、ドンヒョンが身体をはってガード。
確かに、通路際に座っていると、野獣の荷物がぶつかってくるかと思い、ヒヤヒヤした。
まあ、ぶつかったらそれはそれでいい思い出になるかな(^o^;)

あとはあまり書きません。
ぜひ、次回の再演の時に実際に舞台を観て、この作品の良さを味わって欲しい。

欲を言えば、出演者目当てではなくて、「このミュージカル、面白いらしいぞ」と観に来ていただく人が増えるといいな。

でもね、出演者を目当てにきた人も、終わってみたら、すっかりミュージカルの魅力に気づいてくれている人もいるんじゃないかな。
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『サ・ビ・タ』チームH、2回目。 [雑感]

今日は、またもや『サ・ビ・タ』を観てきました。今回はチームHのマチネ公演。
冒頭からして先週観たときと違う。
どうやら、一本の筋を外れなければ、俳優たちのアドリブで紡ぎだしている感じ。

戸松遥は、今日も『解き放たれた野獣』だった。その姿、実に素晴らしい。

こういった自由で自分達目線が一緒なところが、韓国でロングラン公演を成功させたんだろう。

それにしても、今日はマナーの悪い客が多かった。
マナーが悪いというよりも知らないんだろうな。
誰かが教えてくれるものではなく、何回か劇場に通って、周りの人の振る舞いを見て覚えるものだから。

まず、劇場内では帽子を取ろう。

これは何も劇場だけに言えることではなく、かしこまった席では帽子は取るものでしょ。教室とかさ。

こんなことを書いているのは、開演に遅れて入ってきた客がひどくて、ね。

帰りに予定になかった、リピーターチケットを思わず買ってしまったぢゃないか(爆
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『サ・ビ・タ』、2回目はチームY [雑感]

本来は昨日のお昼に観るはずだった2回目の『サ・ビ・タ』。
ダブルキャストのチームYの方だった。

悩んだけれど、やっぱり観ておきたくて、自分にとって最後のチャンスの本日の夜公演のチケットをとって観てきました。

観た感想。

舞台って演出を変えると、こうも変わるものなんですね!

演出を変えた舞台はいくつも観ているけれど、日替りのものは多分初めて。

中でも、ユ・ミリ役の八坂沙織は、弾ける戸松遥とは違う、インテリになり損ねた不思議ちゃん。戸松っちゃんは不思議ちゃんというか『解き放たれた野獣?』
でも、どちらも魅力的なキャラクターである。

しかし、一番評価されるべきは、一本の筋は通っているけれど、まったくと言っていいほど演出の違うこの2本の舞台を見事に演じ分けている駒田一の熱演だろう。

昨日観に来れていても、多分、今日のチケットをとって観に来ていただろうなあ。

実は自分的千穐楽は明日でチームHなのさ(爆
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『サ・ビ・タ』 [雑感]

韓国ミュージカル『サ・ビ・タ』の4演目を観てきました。今回の青山円形劇場での再演です。

今回は、ドンウク役(でよかったっけ)の駒田さんを除いてダブルキャストという挑戦的な公演。
ちなみに、今日は「チームH」キャスト三人全員の名のイニシャルがHが入るから。

このミュージカル、一本の筋は変わらないけれど、周りの演出はガラッと変わる。それが観ていて楽しいし、今のところorzになった事もない。

次回は別のチーム。
かなり違うんだろうなあ(^o^;)

しかし、戸松っちゃんの弾けっぷりは相変わらず凄かった\(^O^)/
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『ダディ・ロング・レッグズ』、4回目。 [雑感]

先週の『壁抜け男』といい、今回の『ダディ・ロング・レッグズ』といい、良い舞台の最後の観劇日はなぜこうまでも、あっという間に終わってしまうんだろう?
今日もあっという間にカーテンコールまで進んでしまった。

前回の課題、「同じ席で変化はあるか?」
そんな些末事は評論家や研究者に委せておいて、自分は舞台の上を進んで行く物語を感じればいいのだ。

今日の舞台も良かった。ちょっと「あれれ」となる場面も無くはなかったけれど、細かいところに目や耳を向けすぎると、全体がみえなくなる。

この公演ではCDも出ることだし、家の自室で歌詞カードを片手に聴き込めばよし。

そして、次の再演を待とうではないか!
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『ダディ・ロング・レッグズ』、三回目。 [雑感]

「レックス」でなくて「レッグズ」だったんだね。中学生でもわかるわorz

それはさておき。

まーやファンなので知った作品だけど、やっぱり『ジャービー坊っちゃま』の方に関心が向かってしまう。
地位も何もかも違う男性だけど、共感する点があって、こういう人間になりたかったと思うんだ。

まーやジルーシャは、『レ・ミゼラブル』での衝撃の出会い以来のファンなんだけど、その時は声優や歌手でもあるとは知らなかった。
『演じる人』、言い直せば『表現する人』なんだよね。でも、やっぱり、舞台上に立っているのが一番好き。

明日が休演日だそうで、お二人とも役に入り込んでいて、熱演でした。でも、今日以上になると舞台がまとまらなかったかも。

幸いなことに、あともう1回観ることが出来ます。
その席が偶然にも、今回の公演を1回目に観た席。
何か違いがあるかな?






でも、自分はやっぱりデュティユルが一番共感できるな。
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お医者さん [雑感]

昨晩ほとんど眠れず、ヘロヘロの状態で仕事に行く。

二週間ほど前からの風邪なんだかわけの判らない症状が一気に悪化し、本気で仕事を休もうかと思った。

が、自分自身が代役なのでかわりの医師がいない。

仕事をしていて、『もう無理』と久しぶり思った。
受診者数が少なかったので、なんとかなりました。

帰りは、駅のホームから落ちるんじゃないかと思った。

今日は歯科を受診する日で、ほうほうの体で歯科に行ったのだが、治療して詰めていたものを取ったら、不思議なことに、身体の調子が急に改善。
不思議なこともあるものだ。

でも、一応、内科も受診しておこうと、一番近い内科を初受診。
ここの医師が勢いのある人で、たじたじとなり、言いたいことの半分も言えなかった。薬は3日分。これが標準なんだよね。慢性疾患の治療ばかりなので忘れていたorz

さて、これで無事に改善すればいいが、治らなかったら耳鼻咽喉科を受診することになる。

まったく、順番がめちゃくちゃだし、ドクターショッピングをしていてどうしようもない。
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『壁抜け男』、自分的千秋楽。 [雑感]

『壁抜け男』の本当の千秋楽は明日だけど、自分は今日でおしまい。

速かった。あっという間に終わってしまった。

特に今日はラストまで一気にいってしまった。
自分のコンディションのせいもあるけれど。

今日の飯田くんのデュティユルを久しぶりに観て、下村デュティユルも、あれはあれで有りだなと感じました。

カーテンコールで例のあの歌をみんなで歌うとき、平凡だけれど〜のフレーズのところでどうしても声が止まって、涙をこらえて顔が歪んでしまう。
でも、今回はくしゃくしゃの顔になりながらも、最後までまで歌いきったぞ。
しかし、客席の照明が着いているということは、舞台からも丸見えなわけで。

今から次の公演を待ちわびている訳だけど、ブルーレイやDVD化の予定はないのかな?もうビデオデッキは過去のものだし。
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