十月大歌舞伎 [ステージ]
10月11日、今回の歌舞伎は、十七世中村勘三郎、十八世中村勘三郎追善公演。
お昼の部を観てきました。
一番目は、『新版歌祭文 野崎村』
悲しいお話ですが、何回か観ているはずなんだけど、初めて観た感じ。前に観たのは人形浄瑠璃文楽でかな。
恥ずかしいお話ですが、私用仕事でまったく休みがなかったので、途中からうとうとしてしまいました。
でも、ラストシーンの七之助さんのお光の悲しさが身体中から出ているのは、観ていて悲しく、つらかった。
そしてお昼ご飯。奮発して
とても美味しかったけれど、これ、幕間のお食事どころで出している料理を紙のお弁当箱に詰めただけじゃないかな。
中幕は舞踊二本立て。
『近江のお兼』
お馬さんが出てきて愉快な舞踊でした。
『三社祭』
平成中村座で観た舞踊。でも、なんかかなり違うような。
舞踊はよくわかりません。なのでイヤホンガイドを聴きながら観ているんだけど、そうすると清元や義太夫が聴き取れないんですよね〜。
お昼の部、最後の三番目は
『伊勢音頭恋寝刃』
これは人形浄瑠璃文楽では観のがした狂言。
世話話が続く前半に対して、後半の凄惨な場面。カラーがまったく変わり、見応えがあります。
仁左衛門さんや玉三郎さんが脇を固めて、芝居にアクセントがついております。
玉三郎さんの万野の意地汚さが良く出ていて面白い役です。
玉三郎さんの舞踊以外の役を観るのは久しぶり。とても面白く演じてらっしゃいます。
あ、以前に「めいぼくせんだいはぎ」(漢字がわからない)では、乳母の役をしっかり演じていましたね。
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