『ファンタスティックス』

今日は午後から渋谷へ。

念願のミュージカル『ファンタスティックス』を観るため。

舞台を観はじめた頃から観たくて観たくてしょうがなかったのだが、その機会に恵まれなかったのである。

宮本亜門氏の演出。

一幕の初めから、想像していたものとまったく違っていた。

もっと素朴な感じの作品だと思っていた。

どうにも肌に合わず、「これで１７１６２回も良く連続公演できたなあ」と言うのが正直なところ。

「アメリカ人と日本人はやっぱり違うんだなあ」と思いながら始まった二幕目。

一幕目と全然違う。

一幕はずいぶんとサービスが過剰だなと思いながら観ていたのだけど、二幕はずいぶんとドラマ性が高い。

これならあれだけの連続公演回数もうなずける。

二幕目を観ながら、「これ、日本でもロングラン公演に挑戦できないかな」とずっと思っていた。

今回のシアターコクーンみたいに大きな劇場ではなく、マイクを使わないで肉声のセリフと歌と、アメリカ初演の時の様にピアノとハープあるいはアコーディオン。

エル・ヨガ役にはどうしても実力のある俳優が必要だが（出来ればヘンリーも）、他の役者はオーディションで探して、この舞台に立つことが登竜門になるような舞台に仕上げたい。

そんなことをずーっと考えていた。

日本ではロングラン公演をするには劇場を自分で持っていないとまず無理だけど。

宝くじ、当たんないかなあ。

totoBIGで６億円当たって、それを全部つぎ込めば………

妄想は尽きることがありません　^_^;

さて、次に観ることが出来るのはいつかな〜♪

そうそう。昨日『キャッツ』を観た時、ミストフェリーズを公演していた蔡さんはどうしてるのかな、と思ったら、今日の『ファンタスティックス』で重要な役をされていました。う〜ん、やはり身体の動きの切れが変わらずに素晴らしい。